働き方に正解はない

『仕事文脈』という雑誌で35歳以上で転職した人に話を聞く
「35歳からのハローワーク」っていう連載をやっている。

毎回1つの仕事をテーマに、各男女1名ずつに今の仕事につくまでや、
今の仕事についてのライフストーリーを聞くという体裁にしている。
次の号では今までと趣向を変えて、キャリアカウンセラーの人のアドバイスを載せる予定だ。

取材で聞いたお話があまりにもおもしろくて、
自分だけにとどめておくのはもったいなくて、少し書いてみます。

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35歳以上で転職するときって、35歳以上になると求人が少なくなるから、
取りやすい資格をとるとか、求人の多い業界を狙った方がいいと思っていた。
だけど、そうやって条件だけで選ぶのはよくないそうだ。

仕事ってふつう得意なことやできること、
好きなことで仕事を選べって言われがちだ。
けど、そうすると自分がどんな価値観をもって仕事しているかっていうのを、
見落としがちになる。
実はそこがいちばん大きなポイントで、そこを無視して転職活動すると、
なかなか決まらないとか、ミスマッチが起こる。


転職って、どうしても就職するとか正社員になることをめざしがちだけど、
それはゴールじゃない。そこから先どうやって働くかが大事だし、
その目標は、5年後こういうふうに働いていたいとか、3年後独り立ちしたいくらいのもっとぼんやりしたものでもいい。
だから、一気に転職して正社員にならなくったって、最初は資格を取るところから始めて、アルバイトや派遣でお試しで勤めて、経験積んでから正社員の職を探すというふうに、少しずつジョブチェンジしていったらいいそうだ。

それを聞いて、結構目からウロコで。
わたしは今ダブルワークをしているんだけど、
週2しか行ってないから、週5で働いている人に悪いな〜と思ってしまったり、
最初のころは収入が少なくて家族に申し訳ないみたいに思っていた時期があった。

会社に入る前はまずは3年くらい試してから考えようって思っていたのに、
会社に入るとそういう気持ちを忘れてしまう。
なぜか週5がえらいとか、正社員がえらいという気持ちになってしまう。
働き方って収入や成果で評価されがちだけど、
取材でその話を聞いたことで、それは人によって大事にするところの基準が違うんだから、比較することじゃないんだって思えるようになった。

新卒だと本当に選択肢が少なくて、週5勤務正社員を目指すしか正解がない。
だけど、転職のときもその正解が正しいとは限らない。
だから、今選んだ働き方に対して堂々とやってけばいいんだなって思った。